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タイヤサイズの解説

タイヤには横に記号がついています。145/80R13とか185/60R15などです。それぞれの数字についての説明と乗り心地にどう影響するか。タイヤの寿命や維持費について説明します。

タイヤのサイズ記号

タイヤのサイズ記号は145/80R13とか185/60R15になっています。❶/❷R❸というパターンです。
❶の部分はタイヤ幅です。単位はmmです。145だったら145mmのタイヤ幅ということになります。これはタイヤの断面幅で横の文字や飾りを除いたタイヤ幅のことです。(タイヤによりインチの場合もあるようです)

❷の部分は扁平率でタイヤの高さを表します。単位は%なので横幅に対して何%かということになります。215/60だったら215mmの60%になるので130mmになります。

❷の部分はリム径でホイールのタイヤを組み込む部分の大きさで、インチで表されます。タイヤのサイズではなくホイールのさいずなのですね。

(写真の84Hの84はロードインデックスでタイヤ1本で支えることのできる最大負荷能力500kgを示します。84HのHはスピードレンジで時速210kmに対応していることを示しています。)

タイヤの扁平率によって乗り心地が違う

タイヤの中でも扁平率は重要です。マツダのデミオなどは同じ車種でもグレードによって185/65R15と185/60R16の2種類があります。どちらもサイズ的には大きく変わりません。

扁平率が小さいタイヤ

扁平率が小さいと薄っぺらいタイヤとなります。見た目もいかつい感じのタイヤですが乗り心地もいかつく、ダイレクトに振動が伝わってきます。
そのぶんハンドル操作に敏感に反応してくれて走りを楽しむには最適なタイヤとなります。スポーツカータイプには扁平率が小さいタイヤが多いのはこのためです。

扁平率が大きいタイヤ

対して扁平率が大きいとそのぶんクッションが効き、のりごこちもよくなります。ハンドルに敏感すぎることもないのでゆったりと運転することができ長距離ドライブやファミリーに最適です。

扁平率によって価格相場が違う

扁平率の小さなタイヤは生産量も少なく価格も高めになります。さらに走ることを楽しむタイヤになるので当然安物のタイヤは少なく、タイヤの減りも早いため維持費は高くなります。
扁平率の大きいファミリータイプのタイヤならエコタイヤのように路面との摩擦も小さく減りも少ないタイヤがありますが、扁平率の小さなタイヤは走りメインなので、高いグリップを維持するため減りが早いです。ファミリータイプの半分ぐらいでダメになったりするのでほんとお金がかかります。
なんとなくかっこいいからとスポーツタイプの車を買ったり、デミオでもかっこいいからと扁平率の小さい方を買ってしまったりするとあとでお金がかかるので要注意です。

タイヤの寿命

タイヤの交換時期は3パターンあり❶溝が減ったとき❷ひび割れが目立つようになった❸経年劣化になります。

溝が減ったとき

タイヤの使用限度は法律の規定では残り溝1.6mmです。1.6mmよりも溝が少なくなったら交換時期です。スリップサインと言って、タイヤの溝に少しだけ溝の少ない部分があります。その部分が出て着てしまうと交換時期です。
写真の赤丸部分がスリップサインです。写真ではまだ出て来ていませんがすり減ってこの部分が表面にでてくると替え時です。

ひび割れが目立つようになった

タイヤの側面にひびわれが入って来るようになるとバーストと言って破裂の危険もあるので交換の目安になります。紫外線や経年劣化でヒビが入ってきます。

経年劣化

スリップサインがでていなくてもヒビが入っていなくてもタイヤはゴムなので劣化して行きます。タイヤは3〜4年でひび割れなどがでてきます。4年を目安に交換を考えましょう。

タイヤローテーション

車は前にエンジンがあり、前のタイヤで駆動しているため前輪の減りが早いです。タイヤを長持ちさせるならたまにタイヤの前後を入れ替えてタイヤローテーションしておきましょう。

タイヤの維持費

具体的にタイヤの維持費をファミリーカーとスポーツカーで比べてみましょう。

ファミリーカー

通勤に使わず街乗りメインでたまに遠出だと年間5000km程度でしょうか。これぐらいだと4年に一度の交換で大丈夫だと思います。
セレナ・ノアなどの195/65R15タイヤだと国産のタイヤでも8000円/本あたりで購入できそうです。
工賃7000円として8000×4+7000=39000円。4年に一回交換として年間1万円ぐらいですね。

スポーツカー

86のタイヤサイズ215/45R17はかなりの扁平率です。こちらは13000円ぐらいします。けっこう高めなのですがプリウスもこのサイズなのでめちゃくちゃ高いというほどではありません。このタイプの車は減りも早めです。年間5000kmとしても3年に一回、飛ばす人なんかだと毎年交換かもしれません。
工賃7000円として13000×4+7000=59000円。3年に一回交換としてこちらは年間2万円ぐらいになります。

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