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平成29年5月1日改定 自動車重量税

エコカー減税の延長

ずいぶん長い間エコカー減税があると思うのですがスタートは平成21年度(2009年度)税制改正からのようです。なんども延長されて来ています。今回も2年の延長措置のようで

自動車取得税及び自動車重量税に係るエコカー減税については、燃費性能がより優れた自動車の普及を促進する観点から、対象範囲を平成32年度燃費基準の下で見直し、政策インセンティブ機能を強化した上で2年間延長する。その実施に当たっては、段階的に基準を引き上げることとする。なお、自動車重量税については、ガソリン車への配慮等の観点から、時限的・特例的な措置を講ずる。

平成 29 年度与党税制改正大綱(抜粋) より

とのこと。新車購入時の減税が多いので継続して乗っているとあまり関係ないのですが、新車購入時はありがたいですね。いつまでつづくんでしょうか?

エコカー減税の見直し

平成29年5月1日に自動車重量税が見直されました。これは新車登録と初回の車検時(3年目の車検)のみの改定です。
税額自体は変わらずに、対象車種が厳しくなっています。これは車のエコ度がどんどん良くなって、燃費も良くなってくるので税額もそれに合わせて厳しくなって入ろうようです。これは下記引用の

エコカー減税は、燃費水準の向上により、見直しを行わないと、政策インセンティブ機能が低下し、税収も減少していくという性質を有する。他方、道路等の維持管理・更新や防災・減災等の推進に、国・地方において多額の財源が必要となることが見込まれる。

平成 29 年度与党税制改正大綱(抜粋) より

とのことで、きびしくしないとすぐれた開発をしたメーカーへの報酬の意味がないし、税収も減る。ということみたいですね。

変更点

重量税の変更点は下記のとおりなのですが、現行では減税になっているものも平成29年度には対象外になったり、さらに平成29年度では減税になっているものも平成30年度には対象外にというようにきびしきなって来ています。
これは自動車を買う時に、5月までなら安かったのにタイミングを逃すと値上がりしてしまう車種がでてくるので買う時はタイミングに気をつけましょう。

現行平成27年度燃費基準平成32年度燃費基準EV等
※1
達成+5%+10%達成+10%+20%
自動車重量税本則
※2
▲25%▲50%▲75%免税
※3
自動車取得税対象外▲20%▲40%▲60%▲80%非課税

平成29年度平成27年度燃費基準平成32年度燃費基準EV等
※1
達成+5%+10%達成+10%+20%+30%
自動車重量税対象外本則
※2
▲25%▲50%▲75%免税
※3
自動車取得税対象外▲20%▲40▲60%非課税

平成30年度平成27年度燃費基準平成32年度燃費基準EV等
※1
達成+5%+10%達成+10%+20%+30%+40%
自動車重量税対象外本則
※2
▲25%▲50%▲75%免税
※3
自動車取得税対象外▲20%▲40%▲60%▲80%非課税

※1 EV等とは、乗用車においては、電気自動車、燃料電池自動車、プラグインハイブリッド自 動車、天然ガス自動車、クリーンディーゼル乗用車を指し、軽自動車税のグリーン化特例 においては、電気自動車、天然ガス自動車を指し、重量車においては、電気自動車、燃料 電池自動車、プラグインハイブリッド自動車、天然ガス自動車を指す。

※2 新車新規検査時に限り、当分の間税率でなく本則税率が適用となる(平成29年度以降 はハイブリッド自動車及び軽自動車を除く)。

※3 乗用車においては、現行制度では、新車新規検査時に免税を受けた車両について、平 成29年度は、免税要件を満たし、かつ、平成32年度燃費基準+40%を達成している車両 について、平成30年度は、免税要件を満たし、かつ、平成32年度燃費基準+50%を達成 している車両について、それぞれ初回継続検査時も免税する。重量車においては、新車新 規検査時に免税を受けた車両について、初回継続検査時も免税する。

※4 平成32年度燃費基準達成車については、平成27年度燃費基準+20%を達成している 車両のみ50%軽減。

自動車重量税の税額一覧表【乗用|3年自家用】

税額は下記の表の通り新車購入時にこれだけ支払うことになるが、継続車検時に払う重量税はエコカーでも0.5t5000円/年なのでだいぶ安くすいみます。

自動車重量税(乗用、3年自家用)
車両重量 3年自家用(新車新規登録等時)
◆エコカー減税適用 ◆エコカー減税適用なし
免税 75%減 50%減 25%減 本則税率(※1) 適用なし
0.5t以下 0円 1,800円 3,700円 5,600円 7,500円 12,300円
~1t 0円 3,700円 7,500円 11,200円 15,000円 24,600円
~1.5t 0円 5,600円 11,200円 16,800円 22,500円 36,900円
~2t 0円 7,500円 15,000円 22,500円 30,000円 49,200円
~2.5t 0円 9,300円 18,700円 28,100円 37,500円 61,500円
~3t 0円 11,200円 22,500円 33,700円 45,000円 73,800円

(※1) 乗用車については、平成27年度燃費基準+5%達成かつ平成17年排ガス規制75%低減又は平成27年度燃費基準+5%達成かつ平成30年排ガス規制50%低減のものは、平成 29年5月1日から平成30年4月30日までの間に新車新規登録等を行った場合における納付すべき税額が本則税率による税額となります。

自動車の初回継続検査の減税

自動車の初回継続検査や中古車の新規登録等を行う場合も減税があります。

平成26年4月1日以降の新車新規登録等時に免税を受けた自動車の初回継続検査

免税: 平成26年4月1日から平成29年4月30日までの間に新車新規登録等を受けたもので 平成32年度燃費基準+40%以上を達成している車両
この車は免税となりなんと重量税がかかりません。

エコカー: 車検日時点でエコカー減税対象車
この車はエコカー減税の対象車種で0.5t5000円/年となります。

エコカー減免適用なし: エコカー減税対象車でない車
この車は0.5t8200円/年となります。

エコカー減免適用なし13年経過車: エコカー減税対象車でない車
この車は0.5t11400円/年となります。

エコカー減免適用なし18年経過車: エコカー減税対象車でない車
この車は0.5t12600円/年となります。

このように燃費がいい車は初回車検時にも減税があるのですが、そうでない車は減税なし、13年以上経過している車は税金がかなり高くなります。1.5tの車だと毎年22800円もかかるようになります。
古い車を大事に乗ることで税金が高くなるとはひどい話ですが買い替えさせようという方針なのでしょうか?
車が売れないなら自動車関連の税金をもっと安くすればいいのに!

対象車種

エコカー減税の対象車種も減税対象車一覧として発表されています。http://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_fr1_000063.html
こちらにもまとめましたのでぜひご利用ください。2017年 減税対象エコカー一覧

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