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自動車保険のかけ方・注意事項

ダイレクト型自動車保険は代理店型に比べてあたりまえのように半分ぐらいの料金になり、とてもお得ですがしっかり確認しないと大事故に会ったときに保険がおりない事になりかねません。下記チェックポイントを確認しましょう

どのプランに入ればいいか

詳しい説明は自動車保険は3つの補償でしますが、ここではざっくりどのプランを選べばいいか説明します

対人：無制限

対人保険は無制限が基本です。料金もさほどかわりません。

対物：無制限

対物保険も無制限が基本です。料金もさほどかわりません。節約したい場合は2000万円程度のしても大丈夫でしょう。

搭乗者または人身障害保証保険：2000万円

自分自身や一緒に乗っている方の保険です。搭乗者または人身障害保証保険2つあるのですが範囲がほとんど同じです。

車両保険：免責10万円かなし

自身の車の修理代です。この部分で保険料金が大きく変わります。免責をつけておくと安くなります。さらに安くしたいなら何年か乗っている車ならもうなしにしてもいいかも

必須チェックポイント

自動車保険加入の重要なチェックポイントです。間違えていると保険がおりないこともあるので要注意。まとめてみました

車を主に使用する人

もし契約者と運転者が異なる場合は「記名被保険者」の欄に名前を書きます。記名被保険者の名前を間違うと被保険者の範囲（配偶者限定や家族限定などの範囲）も変わるので要注意です。

車の所有者

車の所有者が契約者と違う場合も正しく書きましょう。またリース契約の場合は「貸主」の記入も必要です

運転者の年齢条件

年齢制限なし・21歳未満不担保・26歳未満不担保・30歳未満不担保・35歳未満不担保などがあります。1歳でも年齢条件が間違っていると保険がおりません。特にお子さんが運転する場合は要注意です。

記名被保険者の運転免許証の色

ゴールド免許になると割引が受けられます。夫ゴールド・妻ブルーでも夫の名前での契約ならゴールドで割引されます。逆にゴールドで入っていてブルーになってしまった場合などは要注意。すぐに保険会社に伝えましょう

運転者の限定

配偶者限定や家族限定などの条件をつけると保険が安くなりますが、友達が運転し事故を起こしても保険はおりなくなります。注意してください。（ちょい乗り保険など1日の保険があります）

車の使用目的

業務使用・通勤通学使用・日常レジャー使用の3つのカテゴリーがあり割引もそれぞれ違います。しかし日常レジャーで契約しているのに業務で使い事故を起こした場合は保険がおりませんので要注意です。とくにこの部分での保険の不払いなどがありますので気をつけましょう。それぞれの条件を下記に書いておきます
業務使用：定期的かつ継続して仕事に使用する場合。目安は年間を通して週5日以上または月15日以上
通勤通学使用：業務使用ではなく定期的かつ継続して通勤や通学に使用する場合。目安は年間を通して週5日以上または月15日以上。駅への送迎も含まれます
日常レジャー使用：業務・通勤通学に該当しない場合
雨が降ったのでたまたま通勤に使った場合はOKということになります。ただ大きな事故になると保険会社はこの部分をついてきますのでくれぐれも慎重に選択してください。

車両に間違いはないか

契約書に記載された車体番号や登録番号と車検証とは合っているでしょうか？また車を買い換えた場合も必ず保険会社に連絡してください。特に車を買い換え、手続きする前に新しい車での事故などは乗り慣れていない分起こりがちなので、事前に車検証を取り寄せるなどして気をつけてください

車を走行練習やレースに使う場合

車を仮免許の走行練習・レースやラリーなどの競技に使う場合は保険がおりない場合があります。事前に保険会社に問い合わせてください

車に危険物を積んだり危険物を牽引する場合

保険会社への通知が必要です。通知せずに事故を起こした場合は保険の支払いが拒否されたりすることもあるようなので注意してください。

保険期間

保険期間切れや入るときにまだ保険がかかっていない場合なども注意が必要です。納車が早まったりした場合は乗らない方が懸命です

確認事項

保険証券とともに約款という細かい文字でいろいろ書いてある書類が届くと思いますが「お支払いしない場合」の項目はしっかり目を通しておきましょう。
ちなみにSBI保険の抜粋です

第5条(保険金を支払わない場合-その1 対人・対物賠償共通)
(1) 当会社は、次のいずれかに該当する事由によって生じた損害に対しては、保険金を支払いません。
1 保険契約者、記名被保険者またはこれらの者の法定代理人(注1)の故意
2 記名被保険者以外の被保険者の故意
3 戦争、外国の武力行使、革命、政権奪取、内乱、武装反乱その他これらに類似の事変または暴動(注2)
4 地震もしくは噴火またはこれらによる津波
5 台風、洪水または高潮
6 核燃料物質(注3)もしくは核燃料物質(注3)によって汚染された物(注4)の放射性、爆発性その他有害な特性の作用またはこれらの特性に起因する事故
7 6に規定した以外の放射線照射または放射能汚染
8 3から7までの事由に随伴して生じた事故またはこれらに伴う秩序の混乱に基づいて生じた事故
9 契約自動車を競技、曲技、試験のために使用すること、または契約自動車を競技、曲技、試験を行うことを目的とする場所において使用(注5)すること
10 契約自動車に危険物を業務(注6)として積載すること、または契約自動車が、危険物を業務(注6)として積載した被牽引自動車を牽引すること

第6条(保険金を支払わない場合-その2 対人賠償)
(1) 当会社は、対人事故により次のいずれかに該当する者の生命または身体が害された場合には、それによって被保険者が被る損害に対しては、保険金を支払いません。
1 記名被保険者
2 契約自動車を運転中の者またはその父母、配偶者もしくは子
3 被保険者の父母、配偶者または子
4 被保険者の業務(注)に従事中の使用人
5 被保険者の使用者の業務(注)に従事中の他の使用人。ただし、被保険者が契約自動車をその使用者の業務(注)に使用している場合に限ります。