どんな車がいくらで使えるか？

KINTOのメニューは下記の2つです。そこそこの値段がしますが、 自動車の利用料金と税金・車検・任意保険がついています。保険料金が高い18歳の人でも同じ料金だそうです。ですのでレブスクリプション料金以外に支払う額に関してはガソリン代・駐車場代だけとなります。月の走行距離は1500kmまで。過走行になった場合は、別料金が発生するそうです。
任意保険は、対人・対物が無制限、人身傷害が5000万円、車両保険が付帯して免責は5万円。

KINTO ONE（下記の車種から1つ選ぶ）

プリウス、カローラ スポーツ、アルファード、ヴェルファイア、クラウン
契約期間は36か月
プリウスが月額4万9788円から

KINTO SELECT（6車種のレクサスを6か月ごとに乗りかえ）

レクサス ES300h、IS300h、RC300h、UX250h、RX450h、NX300h
契約期間は36か月
月額19万4400円

いつからスタートするか

「KINTO SELECT」は2月6日から、「KINTO ONE」は3月1日から東京都内のトヨタ販売店およびレクサス販売店（一部販売店を除く）でトライアルが始まり、夏以降両サービスを全国に展開していくという。また、秋にはサービスの対象車種を拡大していくそうです。

価格はお得か検証

けっこう高くないですか？レクサスは対象が別次元なのはともかくプリウスが年間60万円、3年間で180万円になります。もちろん下取りもありません。 自動車ランニングコストでは維持費の観点からお得か検証してみましょう。

KINTO ONE

プリウスのグレードはわからないのですが
プリウス1.8 A プレミアム ツーリングセレクション 20thアニバーサリー リミテッド（CVT）が
本体価格385万円です。オプションと諸経費がプラスされますが値引きもあって400万円ぐらいでしょうか。
自動車税/年：初年度9875円2年目以降39500円　自賠責/年：12915円　重量税/年：7500円　任意保険/年：40000円
あとはオイルや点検費用で年間高くても1万円といったところでしょうか。
期間は3年なので下取りに出すと設定します。安めだと本体価格の半額の1925000円。モデルチェンジ仕立てなのでもうちょっと高く考えて230万円ぐらいかなといたっところ。

ガソリンや駐車場を省いた維持費が3年間で197万円となりました。
なんとサブスクリプション料金が180万円と考えると悪くないかも。ただし3年後には別の車にサブスクリプションするしかないので乗り続けるという選択肢は「KINTO」の場合はありません。しかし乗りつづけても下取り価格はどんどん下がって行きますので6年ぐらいならさほど差はないと思われます。

KINTO SELECT

じゃあレクサスはどうか？
レクサスは月20万円ぐらいするので3年間で720万円もかかってしまいますが6台乗れます。

なんと1093万円もかかってしまいますのでサブスクリプションの方が300万円ぐらい安く済むようです。
ということでサブスクリプションは全体的にお得みたい。

総評

意外にも維持費だけで比べると残価設定のリースよりもお得な感じがします。下取り時にどうこうというのがないのと任意保険がセットというのも大きいです。3年から6年で買い換えるのなら検討してみるのもありかもしれません。契約サービスはどこで受けるんでしょうね。今後の展開に注目です。